心ぴょんぴょんフランス旅行記 ~コルマール、ストラスブール、パリ~
2015年11月にフランスに行ってきました。現地5泊の、ツアーでない完全一人旅でしたのよ!
なんで?って、そりゃあ、
ご注文はうさぎですか??
でしょうが!!!!
詳細日程は以下の通りです。
2015/11/07(土) 13:30 羽田発→現地時間19:00 フランスCDG着、@パリ泊
2015/11/08(日) パリ→コルマール→ストラスブール、@ストラスブール泊
2015/11/09(月) ストラスブール→パリ、@パリ泊
2015/11/10(火) オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿、@パリ泊
2015/11/11(水) ルーブル美術館、パリ市街、@パリ泊
2015/11/12(木) パリ市街、現地23:00フランスCDG発、@機内拍
2015/11/13(金) 日本時間19:00羽田着
旅行費用は交通費・宿泊費はオフシーズンだったのと完全一人旅で自由に決められたということもあり、20万円以下。プラス諸々で30万円くらいでしょうか。
旅行でトラブルは付きもので、wifi契約していたのだけれども、不良端末を掴まされてネットに繋げないという事態に。「ホテルの場所? そんなもん現地でグーグルマップっしょ!」などという準備不足なワタクシは、初日夜の空港からして「空港から出方わかんねぇ」、「ホテルの場所わかんねぇ」。
挙句の果てに、ワタクシ、フランス語はおろか、英語もアレなので、
まさに日本語でおk状態。
テラス席に座りたくて、「テラス席、プリーズ」って言っちゃうんだぞ!(シートが出なかった)
「あ、これ初日で詰んだわー」と思ってたら、たまたま持ってた地球の歩き方の地図に初日のホテルが掲載されていて無事生存。あとはホテルのwifiで次のホテルの場所をネットで調べてスクショしてホテルを発つという具合。
道中のこと? そんなのノリだよ、ノリ。最初は不安だったのだけれど、慣れるもので、強気の姿勢。パリ市街も自由にメトロで行き来できたし、そういうスリルも込みで、一人旅にして良かったし、結果的にネット使えなくて良かったのかもね。
そんなこんなで初日のホテルに無事たどり着けて宿泊した翌朝一にフランスの高速鉄道TGVと在来線を利用してストラスブール経由でコルマールへ。
コルマール駅舎。ストラスブール駅から在来線で30分程度。田舎なわけですが、さすがフランス、駅舎も立派というかんじです。それから旧市街地へはさらに徒歩で10分程度。
あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~
やって来てしまいましたな。フランスはアルザス地方コルマール旧市街地。アニメ「ご注文はうさぎですが?」のモデルとなっているところですね。実際には、コルマールやストラスブールなどの複数の街をモデルとしているそうですが。
このあたりまでくると、日本人というか、アジア系の人は少ないかんじです。実際、ツアーだとアルザス地方をゆっくりというのはなかなか難しいのでしょうね。オタク向けならともかく、一般的にはパリおよびモンサンミシェルでしょうから。
なので、心おきなく心ぴょんぴょんできます。実際、歩いているだけで楽しい。ごちうさの舞台には複数のモデルがあるとのことですが、実際にはコルマールが中心っぽいですね。まさにワタシは、ごちうさの世界に迷い込んだ一匹のうさぎ・・・ふふふ。都合上、11月上旬の旅行になってしまったのが微妙に残念ですが、すでにアルザス地方といえばのクリスマス市の準備は始まっているようでした。あと2週間くらい後だったら、すっかりクリスマス一色だったのでしょう。
あぁ^~心がぴゅぴゅんと飛び出すんじゃあ^~
2期EDちまめ隊のぴゅぴゅんと飛び出すところ。有名なスポットらしく、地球の歩き方のコルマールの紹介写真にもなってます。こんなところでちまめ隊がぴゅぴゅんとしてるなんて、ワタシも混ざりたいですよマジで。
せっかくフランスまで来て心ぴょんぴょんさせるだけなわけないわな。2日目の宿泊地はストラスブール。そう、某ゲームで見た円形の駅舎が特徴的です。駅から歩いてイル川を渡った中州は、大聖堂を中心に旧市街の趣を残した世界遺産。出版社バイトの文系大学生でなくとも、一度は訪れたいところ。
かずさ!!!!!!
そう、ここは「WHITE ALBUM2 -closing chapter-」codaでかずさと再会し、物語が再び動き出す街ストラスブール。「届かない恋」が勝手に脳内再生されてしまう。一人だけど! ぼっちだけど!! かずさも雪菜もいないけどもっ!!!
WA2を未プレイの方でも、このストラスブールはさすが世界遺産、後の日程でパリにも滞在するわけですが、今回のフランス旅行で一番街並みが良くって、行って良かったところです。中州で川に囲まれており、旧市街地にはヴェネチア程では全然ないですが、水路のようになっている箇所もあります。あと、パリもそうですが、ストラスブールも基本的に道路は石畳、街の中心には大聖堂がそびえ、絵に描いたような街並みです。
アルザス地方といえば、ワインでも有名です。写真はロゼワイン(ごちうさの某キャラをイメージしてしまいます)。ワインのことなんて詳しくないのですが、日本で飲むよりも澄んでいて、とっても飲みやすい気がしました。値段的には高くなくとも。
大聖堂はこれ、上れます。ただ、ひたすら階段で。上ったけど、自分含めて3人くらいしかいなくて上ってる時は一人。、螺旋階段はひたすら長いわ、高いわ怖いわ。エレベーターあっても興醒めなのでむしろ良いですが、ほんとに普通に上るとはね。あ、そうそう上り口の受付の金髪お姉さんが綺麗かったです。フランス人女性ほんと美人多いですね。目鼻立ちがしっかりしているっていうのもあるのですが、何より金髪ですね。それをポニーテールにしちゃってたりして! 金髪ポニーテールにしちゃってたりして!!
WA2で春希はクリスマス市を見にストラスブールを訪れたわけで、都合が付けばクリスマスシーズンに行きたかったわけですが、11月の冬の足音が近づいてくる晩秋の景色もそれはそれで素晴らしいものでした。街を囲う川沿いの木々は黄色く紅葉し、落ち葉となって川面を漂う。街並みと合わさってとっても素敵な雰囲気。ストラスブールもごちうさの舞台のモデルの一つらしいですね。シャロちゃんと河岸を手を繋いで歩いてみたいものです。
さて、3日目夜からはパリになります。パリ市街について、有名なところは一通り行った気がしますが、エッフェル塔、ルーブル~シャンゼリゼ通り~凱旋門、セーヌ河岸周辺の夜景が一番印象的でした。
ルーブルの横を流れるセーヌ河岸についてもなるほど世界遺産。写真はセーヌ河岸からオルセー美術館、遠くにはエッフェル塔からのライト。
パリについては、このような夜景、あと美術館ですね。ルーブルとオルセーとポンピドゥーに行きましたが、やはり人気はオルセーでしょう。
ルーブルは広大な宮殿に歴史的絵画が普通に展示されているので驚きでした。だって、宮殿の廊下の壁に柵とかなしで教科書で見たことのあるラファエロの絵画とか飾ってあるのだもの。
オルセーは印象派を中心とした日本でも人気の高い作品が展示されています。ルーブルが歴史的・宗教的な色が強いのに比べ、オルセーは可愛らしい幼女が描かれた作品も多く、とっても楽しい。幼女の柔らかい肉感を再現しようとしたのだろう塗りは、さすが世界のオルセー美術館だぜ、と思ったものです。あの画家たちがエロ同人とか描いたらと考えずにはいられない。
というわけで、言葉も通じない、ネットも使えない、完全一人旅の5泊のフランス旅行でした。実は、どこ行くとかもストラスブールとパリに宿泊くらいしか考えてなくて、あとは前日ホテルで考えてみたり、その場のノリでふらふらとしてみたり。パリは特にオープンカフェが多く(というか、オープンな店ばっかりと言ってもいい)、散歩しながら疲れたらちょっと通りを眺めながらコーヒーを啜るといった具合に街の雰囲気を楽しめた。ツアーできっちり予定が組まれていてはこうはいかなかったと思うし、自分の意志で行きたいところに行きたいときに行ける楽しさ、見知らぬ土地で言葉も通じないドキドキさ、道に迷っていると声を掛けてくれる現地の優しい人に会ったり、海外の一人旅って超楽しいですね!!